代理ビジネス。

2010年02月12日

先日のテレビで、「代理ビジネス」なるものを見ました。
名前の通り、代理で行うビジネスでした。
買い物がいけない人の為に、代わりに買い物にいくなど。
使いようによっては良いビジネスですね。

その中で気になった代理ビジネスもありました。
お客さんとアポイントをとる代理の人。
アポイントがとれたら、受注の話を取りまとめる代理の人。
受注が完了してはじめて、依頼主の登場。
という内容でした。
驚くべき内容は、この代理の人は社員ではなく、
フリーターの人たちなんだそうです。
その出来高に応じて、アルバイト料をもらうようです。

テレビの中では、今、この代理ビジネスが儲かっているとの話でした。

こんなんでいいのかな?

と言うのが率直な私の感想です。
依頼主の社員になりすまして、
アポイントをとり、実際会って、商品の説明。
そして受注。

ちょっと責任感のない仕事だと思いました。

目的が「契約をとる」ことだけで、
商品の説明なども、その道の人ではないので
いい加減な気がします。

住宅塗装の現場でも、いい加減な説明をする営業が
後を絶ちません。

今の時代。
太陽光発電が補助金も出て、
儲かるからという感じで、
太陽光発電の営業マンが増えているとの話を聞きました。

「営業マンの話を鵜呑みにしない方が良いですよ。」
と現場の職人達はよく言います。

多分、お客さんは営業マンはその道のプロだと思っていると思います。
中にはそういう方もいますが、
普通にお客さんの立場から見ると区別がつきません。

昨日までは住宅塗装の営業マン、
今日からは太陽光発電の営業マン、
来年はエクステリアの営業マン。

現場で感じることは、本当に住宅に合わない塗装が
多いということです。

なんでこんな風にしたんやろ?

一番いけないのは、そのいい加減な契約内容どおりにする
現場かもしれません。
現場はお客さんとの打合せ内容も全く知らないし、
契約内容も何もしらないので、わざわざそれを最初から
ぶち壊すような事はいいません。
仮にそれを伝えたら、営業から完全に仕事を干されます。

私は「職人」と「業者」の仕事を区別しています。
職人としての仕事。
業者としての仕事。

言われた事をするのは業者。
自分のこだわりをもって仕事をするのが職人だと思っています。

どんなに代理ビジネスが流行っても、
私は、見積から打合せ、そして施工。アフターまで
自分がする事が大事だと強く感じています。


宮崎市M様ご依頼ありがとうございます。
施工に入る際には、ご連絡さしあげます。

職人直営 『塗装職人』
0985-31-1192
1級塗装技能士 日高圭介
ペンキ日記




Posted by 塗装職人 at 20:27 | Comments(0)
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