故障率3割

2010年08月07日

興味深い記事を見つけました。
住宅設置の太陽光発電装置の3割が設置後12年以内に
故障しているとの事。
設置後短期間に発電量の大幅低下も認められるとの事。

私も職業柄、
現場の人や関係者に太陽光発電の話を耳にしますが、
営業マンや担当の話と違って、これがまた勉強になります。

関係者の人にぶっちゃけ自分の家だったら設置しますか?
と聞いてみたら、
「うーん。。。」と。

やはり一番の問題はメンテナンスらしいです。
場所が場所だけにメンテナンスの度に
足場を組み立てるのがベストだとは思いますが、
現実的にその度ごとに足場を組み立ててるところは
ないですし。

基本的にはメンテナンスフリーだとは言われていますが…。

設置場所が屋根なので、
とにかくメンテナンスしにくいのが難点のようです。

建築に携わる人の大多数は
屋根は軽くて、何も乗せないのが一番。
これが基本のようです。

私個人の意見としたら、
「物」の特性上。
大事なことは2つあると思います。
1つは「物」自体の構造や性能。
もう1つはその「物」に対してのメンテナンス。

一番良いのはメンテナンスのしやすい状況にある
場所に設置するのが良いと思います。

住宅一軒の屋根に設置すると
コストがかかる割には、そんなに面積も確保できないし。
それならいっそ、設置しやすい場所で、大面積を確保できる
場所に設置。例えば公共の場所など。
その分を社会に還元してもらう方が
いいような気もします。

それなら四季に応じて一番効率の良い
ソーラーと太陽との角度も
簡単に調節できるし
パネルが汚れたら、すぐに綺麗にでき、
発電量を確保できるし、
メンテナンスも足場をかけたりすることなく
簡単に作業できるし、
いいことづくめだと思うのだけど。

ただ、技術の進歩により少ない面積で
より効率の良い電力の確保ができるのも
時間の問題だと思います。
それなら庭やベランダなど面積の少ない場所でも
効率の良い発電ができる日も近いと思います。


タグ :太陽光発電


Posted by 塗装職人 at 10:04 | Comments(0)
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