「近所でやってます」は危険?

2011年10月31日

久しぶりのブログです。

お客様からの相談で多いのが、塗装の不具合についてです。
具体的には、耐用年数が極端に短いといった相談内容が
とても多いです。
塗装後2年目で、もう次の業者がそろそろ塗り替え時期ですよと
来られ、実際外壁を見てみると塗装がはげていたり、
あるいは退色がひどかったりなどの相談内容です。

話を聞いてみるとこのような場合、
多くは訪問営業の施工によって引き起こされる場合がほとんどです。

訪問営業の常套手段は
「近所で施工をしてるんですが、お宅もいかがですか?」
と廻ってきます。
実際は近所でしていなくても、平気で嘘をつきます。
訪問業者の狙いとしては
まず、その地区で一軒取ることが目的です。
一軒とってしまえば後は、隣から隣へとうつっていきます。
その際、「近所なので足場代を半額にします。」などというのは
ありふれた常套手段です。
説明に関しても、嘘から嘘のオンパレード。
もともと、施工に対しては興味のない業者ですから、
あとは下請けに値段をたたいて、色がつくといった内容が
ほとんどです。
ただし、お客様に対する説明はきちんとした内容を伝えているのが
厄介です。

下請け業者に対しては値段をたたいているので、
まともな施工はできません。
具体的には1回塗り、下地処理はなし、材料は安いもの、うすめることもあり
その結果、二年で次の塗り替えが必要になる

といった構図がうまれてきます。

その時にお客様が連絡しても、連絡がとれない。
会社がない、あるいは会社があったとしても
「そんなもんですから。」といってとりあってもらえない。

などとよく耳にします。

「近所でやってますから。」はとても危険です。
特に地区内で、次から次へと施工している場合は注意が必要だと思います。
一度契約してしまえば、あとは逃げられないように、
すぐに足場を建てます。
そして、一軒あたり一週間で次々に施工するのが特徴です。

皆様、どうか業者選びは気をつけてください。





Posted by 塗装職人 at 10:06 | Comments(0)
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