ご相談を受けて
2013年09月13日
先日、屋根塗装についてのご相談がありました。
内容については
・五年前に塗装をしたとの事
・広告も出しているくらいの会社との事
・耐用年数は20年もちますとの説明を受けた
・保証年数は10年
・金額については100万円のところ、キャンペーン中につき50万円との事。
塗装後2年くらいから急激に屋根の艶、退色が目立ち始めたそうです。
5年目ですっかり塗装前の状態になったとの事でした。
保証年数の期間がまだ残っているので、そちらにお電話されたらと
お話したところ、電話は繋がらないとの事でした。
この話は私もよく聞く話なので、「あっ、そのパターンか。」と思いました。
私が見積もりをしたところ、普通の屋根で通常通りの施工で充分でした。
25万円でした。
昔からよくあるパターンなのですが、営業マンが一斉にまわり、キャンペーン特価と
言葉は悪いのですが、長期保証を餌に契約を取り付け、下請けに安価で流す
という手法です。
その後はその地域から撤退したり、あるいは名前を変えたりなど。
でも、これって一般の方には見破る方法は無いと思います。
私がお客さんの立場だったら、もちろん保証が長ければ安心だと思います。
私もそのような説明を受けたら、完全に騙されます。自信あります。
職人同士の話で塗り替えにおいて、よく出るのが
「保証期間が長いのは怪しいよね」
「大幅な値引きやキャンペーン特価は出来ないよね。」
と話します。
もし保証期間を長くするならどうする?と尋ねると
「それなら、保証の事を考えて、万一問題が起きたとしてもいいように、
値段は高くとらんと。」という言葉が返ってきます。
とても当然な話だと思います。
他に聞いた話ですが、
10年という長期保証期間中に劣化があったので、電話したら
「9年目に無料で塗り替えした方がお得じゃないですか?」
と言われて、9年目に電話したら繋がらないという話も聞いたことがあります。
これは、本当にかないません。
大幅な値引きやキャンペーンができないのも、当然だと思います。
なぜなら、塗り替えというものは機械などでの生産と違って、
全部が手作業だからです。更に一軒、一軒状況が違うので、
大量受注すれば安くなるといった性質のものではありません。
1人の職人が一日にできる作業内容は決まっているからです。
更にこの業界、もっと言えば職人の人件費などはもう既にギリギリまで
削られていて、現場で削るものはないと言えるかもしれません。
赤字でやる業者はいないと思います。
ですから、大幅な値引きやキャンペーンでも黒字を出す為には
何かを削らなければなりません。
それは手抜き工事をひきおこします。
最初から「うちは手抜き工事をします。」という業者はいないので
注意が必要だと思います。
内容については
・五年前に塗装をしたとの事
・広告も出しているくらいの会社との事
・耐用年数は20年もちますとの説明を受けた
・保証年数は10年
・金額については100万円のところ、キャンペーン中につき50万円との事。
塗装後2年くらいから急激に屋根の艶、退色が目立ち始めたそうです。
5年目ですっかり塗装前の状態になったとの事でした。
保証年数の期間がまだ残っているので、そちらにお電話されたらと
お話したところ、電話は繋がらないとの事でした。
この話は私もよく聞く話なので、「あっ、そのパターンか。」と思いました。
私が見積もりをしたところ、普通の屋根で通常通りの施工で充分でした。
25万円でした。
昔からよくあるパターンなのですが、営業マンが一斉にまわり、キャンペーン特価と
言葉は悪いのですが、長期保証を餌に契約を取り付け、下請けに安価で流す
という手法です。
その後はその地域から撤退したり、あるいは名前を変えたりなど。
でも、これって一般の方には見破る方法は無いと思います。
私がお客さんの立場だったら、もちろん保証が長ければ安心だと思います。
私もそのような説明を受けたら、完全に騙されます。自信あります。
職人同士の話で塗り替えにおいて、よく出るのが
「保証期間が長いのは怪しいよね」
「大幅な値引きやキャンペーン特価は出来ないよね。」
と話します。
もし保証期間を長くするならどうする?と尋ねると
「それなら、保証の事を考えて、万一問題が起きたとしてもいいように、
値段は高くとらんと。」という言葉が返ってきます。
とても当然な話だと思います。
他に聞いた話ですが、
10年という長期保証期間中に劣化があったので、電話したら
「9年目に無料で塗り替えした方がお得じゃないですか?」
と言われて、9年目に電話したら繋がらないという話も聞いたことがあります。
これは、本当にかないません。
大幅な値引きやキャンペーンができないのも、当然だと思います。
なぜなら、塗り替えというものは機械などでの生産と違って、
全部が手作業だからです。更に一軒、一軒状況が違うので、
大量受注すれば安くなるといった性質のものではありません。
1人の職人が一日にできる作業内容は決まっているからです。
更にこの業界、もっと言えば職人の人件費などはもう既にギリギリまで
削られていて、現場で削るものはないと言えるかもしれません。
赤字でやる業者はいないと思います。
ですから、大幅な値引きやキャンペーンでも黒字を出す為には
何かを削らなければなりません。
それは手抜き工事をひきおこします。
最初から「うちは手抜き工事をします。」という業者はいないので
注意が必要だと思います。
Posted by 塗装職人 at 14:08 | Comments(0)