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Posted by みやchan運営事務局 at

技能が分かる

2010年06月24日

宮崎市の教会です。

雨樋の塗装の様子です。



雨樋の塗装を行わない業者も多いですが、
雨樋も塗ってあげると、「綺麗になった」って感じがします。

ここでワンポイント。

雨樋はその職人さんの技量が出るポイントだと思います。

『刷毛目が揃っているか否か』

刷毛目が揃っていると、綺麗な艶が出ます。
技量のない人だとかすれていたり、
あるいは塗料が溜まっていたり、
そういう状態だとムラのある仕上がりになります。

『塗料の希釈率』
希釈が多すぎると、綺麗な艶が出ません。
あるいは希釈が少なすぎると、ボッテリとした
鈍い感じに仕上がります。
最適な希釈だと、綺麗な仕上がりになります。

『材料の良し悪し』
これも分かります。
経年劣化と共に白っぽくなってきます。
経年劣化の様子を見ると、
うまい人が塗ったのは均一に色が褪めていきます。
下手な人が塗ったのはムラが出て褪めていきます。

他の外壁とかでは中々分かりにくい職人の腕が、
雨樋だと見やすいポイントになると思います。
刷毛の使い方。塗料の使い方。使用塗料。下地調整。
これが比較的分かりやすいと思います。

なので、ムラの無い綺麗な仕上がりをしている
雨樋の家は、他の部分もすごく丁寧な仕上げを
行っている場合が多いです。
私の経験上の話ですが・・・。

逆に雨樋にムラが認められる場合は、
他の施工状況も雑な感じがあります。

みなさんの家で、かつて雨樋を塗装されたところは
良く見るといいかもしれません。
雨樋にムラがなく経年劣化しているのであれば、
以前の職人さんに頼まれるといいと思いますよ。

職人直営 『塗装職人』
0985-31-1192
1級塗装技能士
職業訓練指導員免許
日高圭介
ペンキ日記 


Posted by 塗装職人 at 18:11 | Comments(2) | 店舗塗装